世界最大規模・最高権威のワイン・コンペティションである
の”SAKE部門トロフィ―受賞酒“が5月20日発表されました。
その中で、愛媛県からは” 石 鎚 “が純米酒の部の、県名トロフィーを受賞しました!
①純米酒の部
・トロフィ― 出羽桜酒造㈱ 「出羽桜 出羽の里」
・愛媛トロフィ― 石鎚酒造㈱ 「石鎚 無濾過 純米」
②純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部
・トロフィ― 旭酒造㈱ 「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」
・千葉トロフィ― (資)寒菊銘醸 「総乃寒菊 純米大吟醸 源作」
③本醸造酒の部
・トロフィ― (資)竹田酒造店 「かたふね 特別本醸造」
④吟醸酒・大吟醸酒の部
・トロフィ― ㈱喜多屋 「大吟醸 極醸 喜多屋」
・広島トロフィ― (名)梅田酒造場 「本州一」
⑤古酒の部
・トロフィ― 旭鳳酒造㈱ 「旭鳳 大吟醸雄町 21年古酒」
・福井トロフィ― (資)加藤吉平商店 「梵 天使のめざめ」
・広島トロフィ― 榎酒造㈱ 「華鳩 貴醸酒8年貯蔵」
※「県名+トロフィ―」は、「トロフィ―」銘柄にはわずかに及ばなかったものの、高い評価を得た産地が異なる次席の銘柄に授与されるものです。
このコンペティションの流れについて少し説明します。
このコンペティションで、日本酒部門が創設されたのは、2007年のことです。
7年目の今年は、3月8日にエントリーが締め切られ、4月15日・16日にロンドンに於いて日本酒部門の審査が行なわれました。
日本酒部門は5つのカテゴリー(①純米酒の部②純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部③本醸造酒の部④吟醸酒・大吟醸酒の部⑤古酒の部)毎に
審査員によるブラインドテイスティングが行なわれます。
審査の成績により、金、銀、銅、大会推奨酒の4つのメダルが授与されます
メダル結果の発表は、5月13日でした。
金メダルは25点(①純米酒の部5点、②純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部11点、③本醸造酒の部1点④吟醸酒・大吟醸酒の部4点⑤古酒の部4点)。
四国では先にあげた、“石鎚”1点のみでした。
さらに、各カテゴリーの金メダル受賞酒の中からもっとも優れた銘柄に対しトロフィー受賞酒が選ばれます。
(5月20日発表) ←石鎚は、この段階で 純米酒の部の県名トロフィー受賞なわけですね。
さらにさらに、各トロフィー受賞酒の中から日本酒部門最高の栄誉である『チャンピオン・サケ』が
7月18日ロンドンで開催されるIWCアワードディナーの席上で発表・表彰されるのです。
何の酒がチャンピオンに選ばれるのでしょうか。今から7月18日が楽しみです。
それはともかく、愛媛、いや、四国では唯一選ばれた”石鎚”さん。おめでとうございます!!
↑写真は昨年の“無濾過 純米”の写真。
今日(8月1日)の愛媛新聞に、受賞の記事と、越智浩専務と賞状の写真がでていました。