中予酒蔵4蔵巡りツアーレポ★1

中予酒蔵巡り

遅くなってしまい……ました……が、(2ヶ月経とうとしてる)

3月に行いました、中予酒蔵4蔵を巡るバスツアーのレポです。

参加人数は25名のバスにきっちり満員御礼。皆様どうもありがとうございました。

何より忙しい中、蔵見学をお許しいただいた酒造のみなさま、本当にありがとうございました!!

IMG_5840

 

それからもちろん、交渉からバスや食事の手配から、

何から何まで段取りしてくれた我らが部長、

いつもありがとうございます。

 


 IMG_5930

当日はお天気にも恵まれ、梅の花咲き誇るよい1日となりました。

バスツアーは毎年この時期開催してます。

昨年は南予でしたが、今年は中予地区。

松山市内から割と近場を回ります。

ルートとしては、松山市の周囲を、道後の方からぐるっと右回りに回る感じでしょうか。

それだけでも4蔵(今回回らないところを入れると7蔵くらい?)ありますから、愛媛はやっぱり酒どころだなーと思います。

実は、中予、というくくりでいうなら、市町村合併で「松山市」になったお隣の旧:北条市には桜うづまきさん・雪雀さんほか大きな蔵も残ってます。

いずれそちらも訪れてみたいです。

 

さて、まずは最初の蔵、道後の「酒仙栄光」さんから。

IMG_5842

栄光酒造さんは、毎年、全国新酒鑑評会等、数々の賞を受賞される、愛媛でも有名な蔵。

他にも梅酒やキウイ、ぶどうのお酒も造られてて、リキュールにも力を入れてらっしゃいます。

日本酒ダメ―という人でも、「蔵元の梅酒」は飲まれたことあるんじゃないでしょうか。

 

おたずねしたときにはまだ造りは終わっていませんでした。

お忙しい中、すみません。

IMG_5841

 造りの最中ですから、当然入るときも厳重な注意が必要です。

酒造りに雑菌は大敵!!

 ほんとはこれだけではとてもとても…なのですが、今回見せていただくエリアはまだ大丈夫、なところなので(造り真っ最中の麹室とか、とても入れません)なんとか入れていただけてます。

 IMG_5844

今回案内してくれた、若き杜氏、大山さん。

長く、先代の名杜氏、岡田さんの補佐をされていて、

この程、後を継がれたばかり。

若いながらも酒造りに対する情熱あふれる方です。

話しぶりからも誠実な人柄が伝わってきます。

IMG_5854

おおっ、なんと袋搾りの真っ最中!

醸したお酒を袋に入れて、しぜーーんに落ちてくるのを待つ、繊細な味なお酒ができるんですよww

 

IMG_5860

さて、栄光酒造と言えば、もう御一方。

忘れてならないのが我らが”つっちー”こと槌谷さん。

若々しいですが、お孫さんもいらっしゃる立派な”おじいちゃん”。(ごめんなさい)

でも、twitterやfacebookを活用して、幅広く栄光のお酒を普及・推進している、愛媛のSNS界(そんなのあるのか)でも有名な方です。

(私の県外の知り合いの方にも、槌谷さんとtwitterで知り合って蔵見学に行ったという方がいらっしゃいました。)

IMG_5865

ひととおり、蔵見学が終わって、試飲タイム。

栄光さんの看板酒・松山三井と、活性にごりの「火の口」。

 

「火の口」は限定数販売だそうで、それだけに試飲タイムでも大人気でした。

 


名残惜しく、栄光さんを後にして、松山市をぐっと、南下。

IMG_5867

次は、東温市にある島田酒造・「小富士」さんにお邪魔しました。

小富士さんのお酒は「超辛口」が有名。

愛媛のお酒にしては辛口のお酒で、

「愛媛のお酒は甘くてダメだけど、小富士さんのは好き」

というファンも少なくない蔵です。

 

そして、かねてから、部長が

「今年、絶対みんなを連れて行きたい」と熱く語っていた蔵でもあります。

それはなぜかと言いますと……。

IMG_5870IMG_5873

ごらんください。この立派なお屋敷!

すばらしい日本庭園!

いかにも、昔ながらの”蔵”らしい立派なたたずまい。

ガラス戸なんて、昔のガラスを使っているので、ちょっと歪みのある鏡面がそのまんま残っています。

なのに、老朽化の波には勝てず。雨漏り等の理由から、今年で建て替えになってしまうんです。

この立派な蔵が見られるのは今年が最後。

そんなわけで、部長がぜひに、と切望し、今年の蔵見学に組み込んだのでした。

IMG_5875 IMG_5880

島田さんではいろいろと珍しい体験をさせていただきました。

蔵の仕込み水の試飲や、酒米の蒸し具合を見る「ひねり餅」。蔵人でなければ本来は味わえないものです。

IMG_5894IMG_5900

蔵の中では造りの真っ最中。ベテランの蔵人さんに交じって、若い方の姿も。

タンクを見れば愛媛大学さんと協力して作っているお酒もあったりして、歴史ある蔵ながら新しいことにもチャレンジされてることがうかがえました。


 

さて、ここで、いったんお昼を入れて、次は砥部の協和酒造・「初雪盃」さんへお伺いします。

 

レポ2へ続く

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください