きっかけは6月初旬にあった、とある業界コンベンションの懇親会。
お隣に座った東京の広告会社の女性と日本酒好きで意気投合。
「今、私この仕事に関わってるのー!!」と渡されたチラシ。
…………行くしかありますまい。
ポスターだけは、蔵元屋で目にしてましたし、昨年行ったN安教授から、おみやげおちょこをもらったりしてたので、あることだけは知ってました。
でも場所は東京・池袋。 遠いし無理だなー、と思ってた…ん…です……が…………。
「松山―東京、格安航空とおってるから、行こうかなー!!」
軽はずみな一言で何度自分の首を絞めたか、もう忘れたのか私よ。
………はいっ! というわけでやってまいりました、池袋サンシャインシティ4F。
開場は11:00でしたが、やや遅れて12時頃到着。エレベーター降りた瞬間から漂うお酒の匂い。
ごらんください。恐れを知らぬ猛者たちが続々と。
全体的に男性が多めのイベント、と思いきや女性率やカップル率も侮れない勢いで参加しています。
無事、前述の女性とご挨拶を交わし、
お土産もお渡しした後は、
試飲用のおちょことリストを手に、
さあ、回りますよ!!
会場は、日本全国から、各県の酒造組合ごとにブース出展する「試飲・販売会場」と、
今年の新酒鑑評会のお酒を利き酒できる「公開きき酒会場」に分かれています。
「試飲・販売会場」は向い合せの2つの部屋に分かれていて、チケットの半券があれば自由に行き来できます。
わたしはきき酒には 全 く 自 信 が な い ので、主に「試飲・販売会場」を回りました。
しかし、広い。
何せ日本中の酒造組合が勢ぞろいです。
どこからどう回っていいものやらww
いろいろ目移りしているうち、ふと目に留まったのはまず福島県。
私の好きな「飛露喜」や「人気一」さんのある県です。
まずはここで一献いただくことに。
お酒も美味しかったですが、おつまみにと勧められたこの魚の燻製が、お酒に合う合うww
「世界でも魚の発酵食品を食べるのは、日本と北欧。
だからうちの県は、ノルウェーで販売しようとしてます。
こないだ、このおつまみ持っていったら、
自分とこの国のより断然旨いと、大人気でした」とのこと。
それはもしかして こ れ のことかww
九州地区は、焼酎大国ですが、以外とがんばってました(失礼)
佐賀県のブースで聞いたみたところ、
「南九州は焼酎オンリーって感じだけど、北の方はそれほどでもない。
いい酒蔵いっぱいありますよ」
確かに、鍋島、おいしかったです。
それにしてもなぜにサッカー押し……。
滋賀県は、最近注目している県のひとつです。
我が愛する愛媛と張るくらい、多様な味が楽しめ、各蔵ひとつひとつの個性が際立ってる感じがします。
七本槍、笑四季、萩乃露、松の司、、、
わけても私は「不老泉」が一番のお気に入り。
ここはALL山廃仕込み、木桶仕込みという心意気。
でも残念ながら今日は見当たらず……。
来てないのかな? 見つけられなかっただけ?
きけばよかったんでしょうが、忙しそうなので遠慮しました。
それにしても、みなさんの衣装が素敵です。
忍者?
そういや滋賀は「甲賀の里」でもあるんでしたっけ。
と思ってたら「忍者」ってお酒もあったww
酒は「東北」に限る、とか思ってる人にはぜひ知ってほしい。
関東圏にもちゃんと酒蔵があるんですよ!と。
埼玉のブースで飲ませていただいたお酒は、
なんというか、「端正な味」で、飲みやすい感じでした。
左のイケメンお兄さんが持っている「帝松」は、全国新酒鑑評会で、 8 年 連 続 金 賞 という輝かしい記録をお持ちだそうです。
すっきりしてて、飲みやすく、香りも主張しすぎない感じで、料理に合いそうなよいお酒だと思いました。
あ、お寿司! お寿司に合いそうだ、このお酒。
それにしても、我らが愛媛のブースが見つからない……。
どこにあるのかなあ??