【部長の酒蔵案内】三間町 「西本酒造」さん

今日、宇和島市三間町にある“虎の尾”の「西本酒造」さんを訪ねました。

三間町は愛媛県の南に位置し、南予の中心地・宇和島市の米処。

“三間米”で有名な町です。

ここで、ちょっと宣伝しておきますと、南予は今「えひめ南予いやし博2012」が開催中(~11月まで)。
“伊達ワールド~秋の陣~”というイベントが、土日祭日に天赦園(宇和島市内の名園)で開催されたり、西本酒造の近く?(歩くと時間がかかります)でもイベントがあります。

昼どきに寄せて頂きました。

「今は蔵のなかは何もないよ」と言われましたが、

その何もないありのままを、見せていただきました。

仕込みの時期には、タンクで一杯ですが、今はちらほら、

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昨年の仕込みは、13,000L程度で、3,500Lが“虎の尾”

その“虎の尾”は完売。あるのは、「道の駅“三間”」で販売する数量と蔵元にある少しだけ。

今年は、12月始めから中旬にかけて仕込み始めるそうです。

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搾りのほうも見せていただきましたが、

ごらんのとおり何も無い状態ですが、きちんと整理整頓されていました。

仕込みの時は、良い吟醸香が漂っているのですが、今は静かに眠っています。

これからは、熟成され旨みの乗った“大番”の出番です。“大番しずく媛”など楽しみです。

最後に西本社長と一枚。ご本人遠慮されてましたが、無理やり頼み込んで撮らせていただきました。

いつまでもお元気で酒造りを続けてほしいです。

200年の時を経て受け継ぐ、振る舞い酒。

四国西南の三間町宮野下にある西本酒造。創業以来、大切に守り続けているのが清酒「虎の尾」です。 この虎の尾は、寛永5年(1793年)に一揆を起こした土地の百姓たちに、吉田領伊達3万石の在郷町「宮野下」にあった、時の上酒屋「桑名屋」当主、桑名屋半兵衛が労をねぎらうために振る舞ったお酒です。西本酒造は、上酒屋「桑名屋」が造り上げたこの酒を、昔も今も、そしてこれからも、お酒を愛する人がいる限り、守り続けます。

(愛媛県酒造組合HPより)

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