そのお披露目会が、蔵元屋であるときいて行ってきました!
1月16日、17日の2日間、先着25名様・ 無 料 試飲会。
私はしずく媛さまといっしょに16日の方に参加しました。
…といっても当日行ってみたら、うちのメンバー、筆頭黒札氏を除いて全員参加してたんですが(笑)
(彼は彼で、翌日17日の方に参加してたそうです)
当日は、6時半からと聞いて、大丈夫かな…と思っていたら案の定、遅刻しました。
7時ごろたどり着いてびっくり。
いつものメンバーの席はすでに満席だったのであきらめて別のテーブルに。
でも、以前”寿喜心”の会でお会いした若い女性二人がいらしてて、あっという間に意気投合。おしゃべりに花が咲きました。
(といっても私が一人で話してたような気も)
”スペイン料理に合うお酒”というコンセプトのお酒なので、
今回のおつまみはそれぞれ合わせる料理もスペイン料理です。
どのお酒にどの料理か、という点については、前回部長が記事にしてくれたので今回は省きます。
ただ、海老のアヒージョ、なる料理は蔵元屋の厨房では難しいとのことで、ソースのみ。
海老ではなくチキンに合わせての提供でした。
ううう、、、ん、、、ちょっと評価が難し、、、。
私の間に合わなかった間に、説明は済んでしまってたみたいです。なので部長がとってくれた写真のみ。
左は愛媛酒造組合の方、右は我らが”横ちゃん”こと蔵元屋を運営する横田酒店の横田社長。
各テーブルに、置かれたお酒は全部で14種類。
1種類足りない…と思ったら、「行光」さんのは早々になくなったとか。
うん、、、、あの蔵のはしょうがない……。
今回は試飲カップでの提供だし、アンケートもついてるのでいつもの気楽な会とは一味違います。
なにせ、テ○ビ愛媛のカメラもまわってましたし。
「どうですか?」と聞かれて「はい、美味しいです」としか答えられなかった私……。
もっと気の利いたコメント、次までに考えときます……(次があるのか)
そんなわけで一生懸命、味わって書いた残骸がこちら(左)……。
学生時代の答案だってこんなに考えてないと思います。
私的にすごい!と思ったのは 石鎚のmar と トマトのオリーブオイルかけでしょうか。
まさに”食中酒“として飲んでほしいお酒。口の中で何かものすごい化学反応おきました。
ここからはあくまで私の私見かつ耳学問的知識からの話なのですが。
欧米と日本の食習慣を考えたとき、食中酒=食事といっしょに飲む酒、というのはひとつの切口ではないかと思います。
なぜなら大勢集まっての会食の場合、欧米人は「三角食べ」をしません。
コース料理では、ひとつの料理が終わったら次のお料理へ、といういわば、切り替え式の食べ方なのですね。
立ちスタイルのパーティではバイキングもありですが、それでも料理とお酒をいっしょに食べてたりはしないようですし。
だから、お酒は食事と食事の間に提供され、次の料理へのリセット替わりに使われているのではないかと思います。
日本では(懐石料理なんかは別として)、おおむね、テーブルの上に最初から料理が並んで好きな順に好きなようにとって食べる、というスタイルです。
こういう場合は食事はほぼ切れ目なく続くので、食中酒という考え方がなりたちます。
“ワイン“という市場が既に成熟している欧米社会に、敢えて”日本酒“を勧める意味はなにか?と考えたとき、
“食事といっしょに楽しんで“という切り口はありじゃないかと。
せっかくこちらのお酒をおススメするのですから、
”ワインのかわりに”ではなく、ワインとは違った楽しみ方ができます、
という切り口で持って行ってほしい、と思うのです。
スペイン料理と日本酒。さてあちらではどう受け入れられるのか。
とっても楽しみです。
……さてそれはそれとして、松山でスペイン料理食べられるところを探さなくては。
(いやその前にスペイン料理を家で作る方が先か)
“mar“についてはこちらから