ちょっと古いニュースになるのですが、
平成24年10月19日金曜日、12時から、日本酒造組合中央会の主催で、
『第32回全国きき酒選手権大会』が開催されました。
今回参加された方から、お話と写真をいただくことができましたので、掲載させていただきます。
今回は、34の都道府県から68名の出場者があり、愛媛県からは2名の参加でした。
東京都港区の新交通ゆりかもめ竹芝駅近くにある“インターコンチネンタル東京ベイ”。
普段はまず利用しない高級ホテル……。
きき酒競技会場内の写真です。右下に映っているのが、清酒グラス、投票用紙、ボード。
参加者用のセット一式です。
競技会は、筆記試験(20分)と、唎き酒競技。
個人の部と団体の部があります。団体は各県2名の合計の成績で決まります。
唎き酒競技では7種類のお酒を唎きわけます。
ふたつのコーナー(部屋)で、指定されたテーブルにつきます。
各テーブルの上には、アイスディスペンサーが7つ置いてあります。
まず、第一コーナーで、7つのお酒(A、B、C…)を試飲し、自分の好みの順番に投票用紙に記入します。
その後、第二コーナーでも同じように7つのお酒(イ、ロ、ハ…)を試飲し、やはり好みの順に記入します。
時間は各コーナー7分。
第一・第二のそれぞれの結果が、同じお酒の順になっていれば高得点。
第一コーナーでいちばん好みと答えたお酒が、第二コーナーで最下位をつけていたりすると得点が低くなるわけです。
そのあたりの差で得点の開きが出てくるわけですが、同じ点数の場合は、プレーオフで同じようにきき酒を行って優勝を争います。
競技会のスケジュールは、
11時から受付け開始
12時、開会式、開会宣言、主催者代表挨拶、優勝杯返還、選手宣誓などが行なわれ、その後、筆記試験(20分)があります。
試験が終われば、きき酒競技が始まります。
競技会が終われば、懇親パーティと表彰式が行われます。
主催の「日本酒造組合中央会」の篠原成行会長。
なんと、わが愛媛県の「桜うづまき」の社長さんでもあります!
今年の優勝者のみなさん。
表彰式にてパチリ。
今年の順位は以下の通り。
【個人の部】
優勝 谷口さん(秋田県)
準優勝 渡辺さん(新潟県)
第3位 加藤さん(鳥取県)
【団体の部】
優勝 群馬県 (依田さん、那須さん)
準優勝 福島県 (安田さん、吉田さん)
第3位 新潟県 (渡辺さん、伊藤さん)
個人の部、団体の部どちらにも新潟県の名が見えるのはさすがの酒造県というべきでしょうか。
団体優勝の群馬県は、昨年に引き続き、連続での優勝です。
ちなみに群馬県の依田さんは、昨年、個人9位、今年、個人6位とすごい方です。
……というわけで、 愛媛県のお二人は、頑張ったのですが入賞はできなかったようです。来年こそは頑張ってください。
実はこの大会、昨年は私も参加させてもらってます。
群馬県のお二人とはその時もお会いしていて、競技会が終わった後にいっしょに写真を撮らせていただきました。
↓これがその時の写真。
こうやって全国のお酒好きさんと交流できるのも、この会のいいところであります♪