さて、博多で一番行きたいお店は、以前地元のK野くんから名刺を見せてもらったお店。
「福蔵」さんです。
中洲の天神中央公園の近く、昼から開いてるということで
お邪魔してみましたが……
残念! もういっぱいで入れませんでした…。
もともとカウンターのみの小さなお店なので、
早くからいっぱいになるみたいです。
しかし抜かりはありません。
福蔵さんはもともと「さが蔵」という
佐賀県の日本酒専門店の姉妹店なのです。
というわけで「さが蔵」さんに
お電話してそちらにお邪魔することにしました!
6時の開店と同時にお邪魔したので
スタート時はほぼ貸切状態ww
若い?男性2人でされている大きくはないけど小さすぎもしない、居心地のいいお店です。
松山にも来られたことあるそうで、なんとカウンターに、蔵元屋の初段認定証が貼られていました。ありがとうございます。またぜひおいでくださいませ。
私も福岡は初めてで、明太子も初めて食べますと言ったら驚かれました。
(いやおにぎりの具材くらいでならあるかも、ですけどね)
さて、佐賀県のお酒押しということでお勧めを伺ったところ、最初に出てきたのがこちら。
「天吹」純米吟醸。 こちらの一押しのようです。
すっきりした口当たりで、香りもほんのり。しつこくない旨みがお料理に合います。
二本目は、
「基峰鶴」純米吟醸。
これも美味しい! 愛媛のお酒に慣れた私にはいちばんしっくりきました。
タイプでいえばこちらの方が好みでしたが、
佐賀県らしさでいえば「天吹」の方なのかな? いずれにせよどちらも美味しいです。
そのあと続けて、能古見、前(さき)といただきました。
お酒ごとにグラスのタイプも変えてくださるのがうれしいですね。
前(さき)は伊万里焼きで有名な伊万里市のお酒で、酒造の名前も「古伊万里酒造」。
女性の蔵元さんが作ってらっしゃるそうです。華やかな香りのよいお酒でした。
このお店で最後に頂いたのは、肥前「蔵心」純米吟醸無ろ過生原酒(雄町)。
スペックまで写メってるってことはいちばん気に入ったんだと思います。。。飲んだくれで覚えてないけどたぶん。
さて福岡の夜ははじまったばかり。
もちろん1件で終わらせるつもりはありません。
二件目に伺ったのはこちら。
福岡で有名な「とどろき酒店」さんが経営されているという
日本酒専門料理店「うわのそら」さん。
もう入口からして洗練された雰囲気です。
お、おひとりさまですが大丈夫ですか…。
せっかく福岡に来て、福岡のお酒をいただかないのは失礼な話です。(佐賀のお酒おいしかったけどね☆☆☆)
九州の飲み比べのセットがあったので、まずそれをお願いしました。
どのお酒が気に入ったかは、
量の減り具合がしっかり物語っています。
結果として最初に開いたのは「ちえびじん」(大分)
そのあと「三井の寿(福岡)」「若竹屋(福岡・久留米)」。
「うぐいす(福岡)」は……ちょっとアルコール臭が気になった…。(いわゆるベタな味というか)
前に松山で飲んだ時はそんなことなかったのですが。
全体的に見て、呑兵衛のお国柄でしょうか。福岡のお酒は、佐賀のお酒より、口当たり・後味ともにストロング系です。
最後に面白いお酒を勧めていただきました。
新潟のお酒で「黄水仙」。
加茂錦酒造さんの「荷札酒」シリーズのひとつです。
荷札を使ったラベルが面白いですね。
お店の人の話では、「日本で一番若い作り手」とのこと。
(酔っぱらってたのではっきり覚えていないのですが)
後で調べてみたら蔵の後継者である田中 悠一さんという方が作り手のようです。
まだ20代というからいちばん若い、といっても差し支えないかもしれません。
雑誌や有名な日本酒専門酒屋で取り扱われて、最近注目のお酒のようです。
味は・・・・びっくりするほどおいしいというわけではなかったですが、
後から香りがくる感じ、後味にちょっと酸を感じる・・と飲んでいくうちにはまるタイプなのかな?と思いました。
この後、ライブの終わったしずく媛様と合流。
中洲を歩いて散策しましたが、、、
屋台は今一つだったので、
結局ホテル近くの「俺の居酒屋」で
もう一飲みして博多の夜は終了しました!
博多の飲みは、これで終わりかって? まだまだですよ!!